私は現在サラリーマンで自動車部品の設計をしています。
自分で設計している部品をはじめ、世の中のプラスチック製品は約1割もリサイクルされていなく、一部は海に流出しマイクロプラスチック問題を引き起こすなど、環境汚染をしていることに大きな葛藤を抱いていました。石油由来の材料も現在はリサイクル率を上げて環境負荷を下げようとはしていますが、どうやっても最後はゴミになり、部品を開発して作り売って儲かるほど、地球を汚すかもしれないということに。
そんなときにナショジオのプラスチック問題の本を読み、このままではいけない!と感じました。
また畑を借りて有機農業にもチャレンジしています。
有機野菜のおいしさに感動したことをきっかけに安全安心で美味しい野菜を自分で作ることはとても自然なことだと感じ、オーガニックタウンの小川町で有機野菜塾を受講しながら畑をはじめました。全くの初心者でしたが塾での素晴らしい人との出会いもあり、農業の興味深さにハマっていきました。
いまの仕事に関わることで何か環境に良いことができないか調べていたときに植物由来のバイオプラスチックという原料のことを知りました。トウモロコシやサツマイモなどからプラスチックが作れるのです。バイオプラスチックについてはまだまだわからないことだらけですが勉強していこうと思ってます。普及率が低いこともあり、コストがかなり高いようです。
私は自分の設計したプラスチック部品を最適な方法で廃棄し、自然循環できるまたはゴミを最小限にすることを目標としています。製品を作り売ることだけでなく、製品の終わりを考えたいと思い、それらに関わることについていっしょに考えましょう。