ごみの基本・分類

燃えないゴミについて

燃えないゴミとは、燃やして処理することができないゴミのことを指します。一般的には、家庭から出る生活ゴミのうち、プラスチック製品、ガラス製品、金属製品、陶器製品、電気製品などが含まれます。

燃えないゴミは、専用の処理方法が必要となります。例えば、プラスチック製品や金属製品などはリサイクルが可能なため、分別してリサイクル処理されることが望ましいです。また、ガラス製品や陶器製品などは、別途ガラスや陶器のコンテナに分別することで、再利用されることがあります。

一方、電気製品は、リサイクル法によって規定された方法で処理する必要があります。リサイクル法に基づく処理は、メーカーが回収・処理を行う「メーカー回収」や、自治体が回収・処理を行う「自治体回収」があります。このように、燃えないゴミについても正しい分別が求められています。

なお、燃えないゴミは燃やせないため、放置されると環境に悪影響を及ぼすことがあります。例えば、プラスチック製品は海洋に流れ込んでマイクロプラスチックとなり、生態系に大きな被害を与えることが知られています。また、電気製品には有害物質が含まれているため、適切な処理が必要です。

正しい分別とリサイクルの取り組みが求められています。環境保護のために、分別をしっかりと行い、適切な処理をすることが大切です。